世の中の便利な家電たち。
その中でも、私にとって食洗機は
「なくてはならない存在」
です。
でも、同時に絶望する瞬間もあります。
それは、朝。
キッチンに立ち、食洗機の蓋を開けるあの瞬間です。
夜の自分は「やり切った感」に溢れている
夕食後のカオスなキッチン。
シンクに山積みの食器を
パズルのように食洗機へ詰め込み
洗剤を投入してスイッチを押す。
その瞬間、私は
「よし、今日の家事はすべて終わった」
と確信します。
その時の私は、達成感に満たされていて
数時間後の自分にどんな試練が待ち受けているか
すっかり頭から抜け落ちています。
朝、現実に引き戻される瞬間
そして朝。
まだ半分寝ぼけた状態で食洗機を開けると
そこには乾燥しきれなかった水滴が残った食器たちが
誇らしげに鎮座しています。
「まだ濡れてる」という現実
重なったお皿の隙間や、タッパーの溝に溜まった水。
冷え切った空気と溜息
夜のうちに運転が終わってすっかり冷めた庫内。
私のやる気も
この冷たさと共にどこかへ消えていきます。
一番の絶望は
「終わったはずの家事が、まだそこにある」
という事実です。
強制的に始まる「家事の延長戦」
ここからが本当の戦い。
食洗機を空けないと
朝食で使った食器を入れる場所がない。
朝のバタバタな時間に
水滴の残った食器たちを
一つずつ乾燥機へ移し替える。
昨夜、達成感に浸って
すべてを忘れていた自分を責めたくります。
「スイッチを押しただけで、全部終わったわけじゃない」と。
この「終わりの見えないループ感」こそが
ワンオペの朝をじわじわと削りに来ます。
それでも、回さないわけにはいかない
絶望だなんだと言いながらも
私は今夜もまた、祈るような気持ちで
食洗機のスイッチを押します。
食洗機に頼らなければ
私の睡眠時間は削れ
精神はもっと早く崩壊してしまうから。
朝の食器の移動は
昨日を無事に戦い抜いた証。
そう自分に言い聞かせるしかない。
まとめ:絶望を片付けて、一日を始める
朝のキッチンで山積みの食器を前に
立ち尽くす数十秒。
それは、ワンオペ育児を戦う私にとって
ある意味一番「無」になれる時間かもしれない。
今日も無心で湿ったお皿を乾燥機に移動させます。
今夜の私が、また「これで全部終わった」と
束の間の達成感に浸れるように。


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